みすまる
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「みすまる」について

 

 

  國體護持塾では、「勉強会」や「研究会」、また「講演会、講習会」のこと

 を「みすまる」とよびます。

 

  まほらまとの実現には、単に集まって終わるという集まりではなく、

 集まって収まることが必要と考えますので、天照大神さまの「御統の珠」

(みすまるのたま)の「みすまる」(収束)という言葉を使います。



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 國體護持塾が掲げる自立再生社会の実現(まほらまと)は、家族を原型とし、

それが部族、地域、国家へと相似的に拡大していく雛形理論に適うものです。

その祖型は、天照大神の「御統の珠(みすまるのたま)」にあります。

 

 「古事記」(上巻)には、天照大神の左右の御美豆羅(みみづら)にも、御蔓(みかづら)にも、そして左右の御手にも、「各纏持八尺勾璁之五百津之美須麻流珠而(おのおのやさかのまがたまのいほつのみすまるのたまをまきもちて)」とあり、この「八尺勾璁之五百津之美須麻流珠」は繰り返し登場します。

 

 この「御統の珠(みすまるのたま)」の神示は、数多くの国々の魂を壊さずに一つの連珠に繋ぎ合はせて、一つの統一された魂とすることにあるのです。これは、数珠やロザリオと同様の構造であって、国境をなくして一つの国に纏めるのではなく、個々の自立した社会や国家を連結させることであり、まさに単位共同社会は、「御統の珠(みすまるのたま)」の一つ一つの珠を意味しています。

 

 これは、国歌「君が代」の「細石の巌と成りて(さざれいしのいはほとなりて)」に通ずるものであり、これこそが真の意味での「八紘為宇」の姿なのです。


 國體護持塾が掲げる自立再生論は、これら御神勅を体現したものであり、その目指すものは、世界が自立再生論を選択し、これに基づく経済政策を実現して絶対平和を実現することです。トマス・モアの『ユートピア』、つまり「どこにもない場所」を探し求めるのではなく、単位共同社会が「どこにでもある場所」とすること。そしてその指標は、自立再生論に基づく自給自足の閉鎖循環系である「単位共同社会の極小化」です。

 

 世界主義や経済圏拡大主義(例へば、EC統合、道洲制)などの「拡散指向」は、「単位共同社会の極大化」をめざすものであり、それを地球規模にまで拡張することに飽き足らず、宇宙まで取り込むに至ってしまう。「拡散指向」によれば、地球の内部矛盾を隠蔽して一層深刻化させることは必至で、この「拡散指向」を捨てて、「単位共同社会の極小化」による「集束指向」によらなければ、地球と人類は救はれないでしょう。

 

 これまでの歴史は、「拡散指向」でここまで拡散・拡大してきました。人類は、そのまま放置すれば、拡散指向にあることから、「集束指向」の政策によって均衡を保つことができるはずです。


 このようにして、世界の人々が雛形理論に基づいた自立再生論によって国際社会が集束(みすまる)したとき、そのとき同時に世界の人々の祭祀も復興し、すめらみことの御代となるのです。

 

 

 

参照:-「まほらまと」自立再生社会の実現(単位共同社会)




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